小松豊年獅子踊(こまつほうねんししおどり)
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小松豊年獅子踊(こまつほうねんししおどり)
掲載日:2011.08.24《小松地区交流センター》
小松豊年獅子踊のはじまりは、平安期の初め、法論に敗れみちのくに下った徳一上人を慰めるために、この地の里人が獅子の衣装をかぶり踊ったと伝えられています。
踊りは一般的な獅子舞と違い、頭一つに踊り手一人で3頭が踊るのが特徴で、花笠をかぶった6人の早乙女が奏でる太鼓や笛の調べに合わせ、花に酔い、火に狂う三匹の獅子が踊る様子は迫力満点、毎年大きな歓声と拍手に包まれます。
このような火の輪をくぐり抜けるなどといった迫力のある舞いは、越後獅子の形態を取り入れたものであろうといわれております。しかし、質素倹約を奨励していた米沢藩時代には、不作の年は踊りを禁止し、豊年の年だけこれを許したというところから「豊年獅子踊り」と呼ばれるようになりました。
激しい踊りの中にも静の踊りをまじえた古典的な雅さと美しさを讃える小松豊年獅子踊。昭和55年には山形県民族無形文化財に指定されました。毎年8月16日は川西町上小松の大光院本堂前を皮切りに町内6箇所で、8月27日には同じく上小松の諏訪神社を皮切りに5箇所にて華麗な踊りが披露されます。
《奉納場所》
- 8月16日
- 大光院
- 赤御堂
- やまか
- 六角不動尊前
- 繁昌軒
- 銘菓の錦屋駐車場
- 8月27日
- 諏訪神社
- 吉田魚店前
- かがやきの丘
- そよ風の森
- 肉の斎藤駐車場
《問合せ先》
小松地区交流センター TEL.0238-42-6681